top of page

猫背から読み解く体のサインとは?


リラクゼーションサロンやエステティシャン向けに、ゆがみからひも解く、体の仕組みをシリーズでご紹介しています。


今回は、


猫背から体をひも解く!



猫背は、単に背筋が伸びれば良いと言うものではないと思っています。


直営の院にも猫背で見た目や肩こり、背中の張りに悩むお客様が来店されますが、7割以上の方は、施術をしなくても意識する事で姿勢を正す事ができます。


では、なぜ意識をしないと体を丸めて猫背になるのか?


当たり前の事かもしれませんが、それは体が丸まりたいと脳が要求しているからです。


セラピストは、施術で背中や肩、首を調整して背筋を正せるようにする事で終わらずに、なぜ丸まりたいのかを追求していく事が役目だと考えています。


まず、猫背の見極め方からお伝えしますね!


先にもお話したように猫背と思っている方の多くは、比較的に背中は自力で背筋を正すことが出来るかと思います。


ただ、頭の位置は自力で良い位置にできる人は、少ないかと思います。


頭の良い位置とは、腕のラインと耳穴の位置


顎が引けて耳の穴と下に伸ばした腕のライン上にあるかで判断します。


猫背を自覚していないお客様にも顎や頭を押して良い位置に戻してあげると自分の現状と良い位置の違いにビックリされる方もいます。


本題に戻ると


なぜ、体を丸めたいのか?


他の投稿でも紹介していますが、基本的には過食(食べすぎ)などによる内臓負担が考えられるかと思います。


炭水化物中心でカロリー過多のケースは、背中が張りやすくなります。

良く噛む事や夜の炭水化物を控えるだけでも状態が変わってくると思います。


本日は、別のケースもお話したいと思います。


胃の機能の低下や消化酵素の不足


胃が痛む、ムカムカするなどの自覚症状があるお客様もいれば、無い方もいらっしゃいます。


特に注意して見て欲しいのが、胃に自覚症状のない方です。


お客様自身、不具合を感じていないので、まさか自分の胃に負担がかかって背中が張っていると気づけないかと思います。


食べすぎると背中が張ってくる経験はありませんか?


これは実は、私の経験でもあります(笑)


小学生からスポーツに明け暮れていたので、とにかく早く、量を食べるように育ってきました。


食べている割に筋肉が付きにくく、力も弱いと思っていましたが、今思えば、特にタンパク質の分解能力が低く、吸収力も悪かったかと思います。


下痢なども繰り返していたので、腸の弱さなのかと必死に腸に良い事ばかりしていました。


交感神経も高く、より胃の動きも悪かったと思います。


交感神経優位と言っても、ストレスや心配性などではなく、せっかちやアドレナリンをフルに活用して活動しているタイプかと思います(笑)


この業界で働き始めてから体の仕組みや栄養素なども勉強して、食べ方や食事内容、栄養素も考えて取り入れてから40代よりも今の50代の方が良質な筋肉がつき、胸板も厚くなった気がします。


几帳面な人や心配性、緊張する事が多い、ストレスが多い、人より仕事を頑張り過ぎる、我慢強い、せっかちなど交感神経優位の状態でも人によってタイプも様々です。


ですが、どんなタイプの交感神経優位でも、内臓の働きを制御する傾向があり、負担がかかりやすい場合が多くみられます。


特にタンパク質は、脂質や糖に比べて、胃での分解がより関与しています。


良質で柔軟な筋肉が付きにくかったり、胃に負担がかかる事で、背中が張りやすく猫背になっていく傾向があるかと思います。


タンパク質を多く取ればいい?


交感神経優位の方は、お肉や魚、納豆、お豆腐、豆類など食品で摂っても吸収しくい傾向があります。

分子レベルに近いプロテインやアミノ酸の補給も検討する必要があるかもしれません。


もちろん食事からタンパク質を摂ることが大切なので、良く噛む事や消化酵素を含む大根おろしなどを一緒に食べることなどもアドバイスしています。


こう言った観点から体を見直すと


猫背も矯正で正す、姿勢を指導する他にセラピストとして出来る事があるのだと思いませんか?



体のゆがみをひも解く事で、体の機能や構造をお客様に伝えられるセラピストを目指しませんか?



メンバーサイトにも他の投稿していますので、下記からLINE公式アカウントに登録してご覧ください。



会員登録は、無料です!


会員様限定の他の動画もご覧になれますので、是非ともご登録ください。


注意

施術は、自己責任において行ってください。

ゆがみカウンセラー®協会では、教材内の情報を活用された際にお客様とのトラブルや事故などの損害については、一切の責任を負うものではありません。各種法律には、十分にご注意いただき、教材をご活用ください。

閲覧数:8回0件のコメント
bottom of page