リラクゼーションサロンやエステティシャン向けに、今の手技にプラスして使える筋肉の緩め方のアプローチ法をシリーズでご紹介しています。
筋肉の緊張を抜く一点持続圧のポイント
今回で6回目になります。
他の投稿も参考にご覧ください。
今回は、
一点持続圧 首のアプローチポイント
前に仰向けのアプローチ方法を掲載しましたが、今回はうつ伏せ編です。
首こりだけでなく、頭痛に悩む方などにも喜ばれるかと思います。
今回のアプローチポイントは、ココ!
後頭部の付け根
下記のレッスン動画も参考にご覧ください。
いくつか注意点を補足します。
一点持続圧の注意点は、1回目と2回目に記載していますので、参考にしてください。
今回のポイント
① 後頭下筋群の硬い場所を探す
筋肉図でみると下記の写真の場所が理想的ですが、左右に少し横辺りにアプローチしても良いかと思います。特に後頭骨の際に硬い拘縮がありますので、持続圧で緊張を抜くと良いと思います。
②猫背になるほど、うつ伏せでは緩めにくい
猫背になる事で頭と首のラインが鋭角になりますので、うつ伏せの状態では、圧を入れても緩みづらいです。顎を引いて首の筋肉を突っ張らせた状態の方が力も最小限で緩める事ができます。
③頭に響く感覚を見逃さない!
首にアプローチした時に頭に響く場合の多くは、頭痛を訴える方が多いと思います。
特に頭の横辺りに違和感が出ると思いますが、一点持続圧を入れて緊張が抜けると、頭に響いていた感覚が治まってきます。
④脳で感じる圧
脳でキイた!と思うくらいの圧がちょうど良いと思います。圧の加減は、人により異なります。痛すぎると不快になり、弱すぎると脳での印象が薄くなるので、始めのうちは聞きながら押圧してみてください。
⑤イタ気持ち良いから気持ち良い状態になるまで
始めはキイた!感じから心地よくなってくる事が理想です。心地よくなってきた時点で筋肉の緩みが出てくると思いますので、その状態まで一定の圧で入れ続けてみてください。
セラピストの方に少しでも参考になれば幸いです。
スクールに興味がある方は、
長野整体師養成学院 セラピスト養成スクールのページを下記のボタンからご覧ください。
施術は、自己責任において行ってください。
ゆがみカウンセラー®協会では、教材内の情報を活用された際にお客様とのトラブルや事故などの損害については、一切の責任を負うものではありません。各種法律には、十分にご注意いただき、教材をご活用ください。
コメント