リラクゼーションサロンやエステティシャン向けに、今の手技にプラスして使える筋肉の緩め方のアプローチ法をシリーズでご紹介しています。
筋肉の緊張を抜く一点持続圧のポイント
今回で5回目になります。
他の投稿も参考にご覧ください。
今回は、
一点持続圧 骨盤のアプローチポイント
骨盤を支える臀部筋のアプローチポイントです。
臀部筋と前回の腰のアプローチポイントの緊張が抜けると骨盤の動きが変わり、アクティブに動くようになると代謝も上がり、下半身太りの方にも喜ばれるかと思います。
前回も紹介しましたが、腰方形筋の緊張が抜けるとウエストのくびれなどにも有効ですね。
今回は、足のダルさなどにも良いと思います。
今回のアプローチポイントは、ココ!
上手くアプローチ出来るとキイた感が出て、施術後に足が軽くなった、腰が楽になったと言われる事が多いです。
下記のレッスン動画も参考にご覧ください。
いくつか注意点を補足します。
一点持続圧の注意点は、1回目と2回目に記載していますので、参考にしてください。
今回のポイント
①骨盤の縁に沿って!
骨盤の付着しているギリギリの場所が理想です。イメージは骨盤の骨を押しているくらいギリギリでちょうど良いかもしれません。縁を狙っているつもりでも下を押している生徒さんが多くみられます。
②筋肉が重なり合うポイントを狙う
図の矢印付近が理想のポイントです。筋肉が重なり合う場所です。
始めのうちは分かりにくいかと思いますので、骨盤の縁の数か所を持続圧で緩めてみてください。
③足の方に出る神経的な信号を見逃さない!
臀部筋が硬い場合は、足の方に電気が走るような感覚が出る場合があります。
一定の圧で入れているうちに薄れていくと思います。施術を受けている方と感覚を共有して、電気が走るような感覚がなくなるまで、緩めてあげてください。
④脳で感じる圧
脳でキイた!と思うくらいの圧がちょうど良いと思います。圧の加減は、人により異なります。痛すぎると不快になり、弱すぎると脳での印象が薄くなるので、始めのうちは聞きながら押圧してみてください。
⑤イタ気持ち良いから気持ち良い状態になるまで
始めはキイた!感じから心地よくなってくる事が理想です。心地よくなってきた時点で筋肉の緩みが出てくると思いますので、その状態まで一定の圧で入れ続けてみてください。
でん部筋へのアプローチは、美容にも有効です。
筋肉の張りが取れてくるだけでも下半身がスッキリ見えてくるかと思います。
セラピストの方に少しでも参考になれば幸いです。
スクールに興味がある方は、
長野整体師養成学院 セラピスト養成スクールのページを下記のボタンからご覧ください。
施術は、自己責任において行ってください。
ゆがみカウンセラー®協会では、教材内の情報を活用された際にお客様とのトラブルや事故などの損害については、一切の責任を負うものではありません。各種法律には、十分にご注意いただき、教材をご活用ください。